ロボット手術による大腸癌の治療をする病院

東京大学の腫瘍外科では、大腸癌の治療をロボット手術によって行います。ロボット手術とは、手術の正確さと患者の身体への負担を軽減するためにアメリカで生まれた技術です。遠隔操作で行うことにより、外科医が直接手で触れなくてもミリ単位の細かい手術を可能にします。また、外部からの雑菌の侵入を防ぐこともできます。

大腸癌と診断された際に東京大学腫瘍外科が行っている手術は、ロボット支援による「肛門温存を目指した低侵襲大腸手術」や、先進・特殊医療の「ロボット支援下大腸切除術」などです。低侵襲大腸手術は、年間150件を超える件数を行っており、下大腸切除術については、平成25年11月の時点で国内の症例数第2位となっています。