ヘルパー2級資格から介護職員初任者研修へ

2013年4月よりホームヘルパー2級資格制度は無くなり、介護職員初任者研修となりました。介護福祉士の資格の前段階の資格といえヘルパーを目指す人はまず最初に取得する資格であるといえます。介護関連の仕事に就きたいと考えている人には総合的に介護に関する知識と技能を学ぶことが出来る資格であり、今後超高齢社会である日本の社会福祉にとって重要な資格の一つであることは間違いありません。

介護職員初任者研修は全カリキュラム130時間の内容となっており、福祉制度の歴史的な背景やその変遷、介護という職能への理解や基本的な知識、利用者の尊厳の保持や自立支援、老化を始めとして認知症や難病、終末期への理解を深めていきます。また介護は利用者を取り巻く家族や医療と連携することにより初めて可能となるチームワークであることも学びます。通学や自宅で比較的短期に取得できるので早めの取得をお勧めします。