臍帯血移植のメリットと現状について

献血や臓器提供意思カードの存在は広く知られていますが、臍帯血移植についてはそこまでの認知度がありません。まず、臍帯血とは出産後に捨てられていた胎盤の中にある血液のことです。胎盤とへその緒の中にあります。実はこれが骨髄移植と同様の病気の治療に使えるのです。白血病、再生不良性貧血、先天性免疫不全などの病気です。

これらの病気は骨髄移植で治療出来ますが、ドナーとコーディネーターの調整に時間がかかったり骨髄採取に入院や全身麻酔が必要だったりと負担や時間がかかります。

結果的に骨髄移植を断られるケースもあるようです。しかし臍帯血移植なら提供者に負担はなく患者も冷凍保存されたものを必要な時にすぐに使えます。しかし、法整備が追い付いていないのが現状です。こちらのホームページではそれらの詳細を知ることが出来ます。